笠塚(かさづか)

笠塚(かさづか)

ほんのりとしたニッキの香りと味わいが、にっきがあまり好きじゃない私でも食べれるし、甘さも程よくて美味しい!!」

そうお客様に仰って頂ける中嶋庵の伝統的な和菓子。

ほんのりシナモン(ニッキ)風味の生地で黄味あんを包み、オーブンで香ばしく焼き上げたお饅頭で、主に法事のお供えにご利用頂いております。

笠塚の由来は、滋賀県彦根市平田町の明照寺というお寺にある松尾芭蕉の「笠塚」から名付けました。
芭蕉は1591年秋に大津から江戸に向かう途中で明照寺に立ち寄りました。
明照寺は庭園も有名で、その庭園を見て
「百歳(ももとせ)の 気色(けしき)を庭の 落葉かな」
という句も残っていて、この歌は句碑として残っています。
この句碑は、“笠塚”という名前で紹介されています。

笠塚